No.2がいなければ、企業は成り立たない?No.2の役割とは

株式会社カケハシ スカイソリューションズ編集部

どの企業にも、No.1やトップである会長、社長を支えるNo.2がいます。No.2は、ただNo.1の指示に従う2番手、ということではなく、No.1とは異なる役割を担い、企業を成長に導いています。No.2はどのような役割を担い、どのような成果を挙げているのか、ご紹介します。

No.2の役割とは

役割、と一口に言っても、企業によってそれは様々です。ただ、多くの企業のNo.2が務める役割には共通した部分があります。それは、No.1の右腕であるということ。つまり、No.1がNo.1としての役割を果たせるように、No.1の仕事以外を大きく担うことが多いのです。

経営戦略面で支える場合

この場合のNo.2は、営業部門やサービス開発部門のトップを経験、もしくは兼務していることがあります。経営戦略上でNo.2は、経営トップであるNo.1のビジョンや事業計画を十分に理解したうえで、現場社員にNo.1の想いや計画を浸透させ、ビジョンの実現のためにメンバーを自走させる役割を担う、いわば企業の要です。No.1がいかにいい事業計画を練っても、現場の社員が理想通りに動いてくれなければ、その事業は実現されません。そこで登場するのが、No.2。No.1とコミュニケーションを取り、目標や戦略をヒアリング、時には一緒につくりあげ、それを現場の社員に浸透させます。現場の社員にはどう伝えたらいいイメージが沸くのか、どのような体制を整えたら現場社員が動きやすいのかなど、現場を経験したからこその動き方で、事業推進をおこないます。No.2がNo.1と現場をつなぐ役割を果たしてこそ、企業は成長への道を歩むことができるのです。

専門スキルで支える場合

カリスマ社長と言えど、企業運営におけるすべての業務を完璧にこなせるわけではありません。50名、100名を超える企業ならばなおさらです。こういった場合に活躍するNo.2は、財務部門や人事部門からNo.1を支えます。財務部門では、経費の管理から受注額、発注額の管理、銀行とのやりとりなど、企業に必要な金銭面の管理をおこないます。人事部門では、いまどんな人物がどのくらいの時期に必要かを考え、新卒・中途採用ともに採用活動戦略を練ったり、社員の給与やキャリアにも関わる評価制度や社員がより気持ちよく働けるように社内制度を整えたりと、人材面でNo.1を支えます。どちらもその分野ではNo.1に強い信頼を置かれていることが多く、自社の土台を作るNo.2と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。No.2には様々な役割がありますが、No.1が仕事をまかせたくなるような信頼のおける人物がそのポジションについていることが特徴的です。No.1ではなく、No.2だからこその魅力があるのはその信頼感からかもしれません。

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