株式会社 野澤組
- 業 種
- 商社
- 本社所在地
- 東京都
- 従業員数
- 160名
専務取締役
高橋 徹
No.2タイプ |
調整タイプ 社長のビジョンと現場の仕事のバランスを取るタイプ |
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特技 | 分析力、行動力、交渉力 |
好きなスポーツ | ゴルフ、ウォーキング、水泳 |
尊敬する人 | 山本五十六 |
休日の過ごし方 | ゴルフ、外出(買物、観劇、散歩) |
No.2の人物像(自己評価)
No.2から見たNo.1の人物像
No.2の経歴
北海道出身で、慶應義塾大学をご卒業後、株式会社野澤組に新卒4期社員として入社。入社時は当時新設の機械部に所属し、酪農機械を販売する仕事に従事。機械部初の新卒社員として、部の発展に大きく貢献。機械部部長、執行役員、常務取締役を経て、専務取締役に就任。
Point
- 「トータルアプローチ」でお客様の要望に応え続けます。
- 150年の歴史がありますが、常に進化し続けています。
- 若くから国内外問わずグローバルに仕事ができます。
No.2が感じる自社の魅力
野澤組の魅力は、お客様からさまざまなことを任せてもらえるところにやりがいがあると思っています。私たちは「トータルアプローチ」を掲げ、お客様が欲しいと思うものをなんでも提供できる体制作りにこだわっています。
「飼料が欲しいんだけど」と言われればよりマッチした飼料を提供できますし、「そういえば野澤組さんって水牛扱ってるよね?」と言われれば海外まで視察にお連れすることもできます。
さまざまなご要望をいただけるのは、社員がお客様先に足繁く通い、身近な存在になっているから。お客様との信頼関係構築が、トータルアプローチの第一歩です。
また、昔からこのような体制があったわけではなく、その背景には150年の長い歴史と弛みない事業発展への想いがあります。
その中でも注力してきたのが部門間連携。野澤組には食品、畜産、機械、繊維などさまざまな部署がありますが、これらの部署が強固に連携することにより、お客様に対しさまざまなサービスを提供できる体制が築き上げられました。
今後はさらに連携を強化することで、よりお客様のニーズにトータルにお応えできる野澤組に成長していきたいと考えています。
No.2の仕事の醍醐味
経営視点に立って、会社の全体最適を考えることです。
以前は、とにかく機械部を独り立ちさせたい、発展させたいと思っていました。しかし専務取締役に就任し、経営会議などに参加するようになってから、会社のことを俯瞰的に見ることができるようになってきました。
そうすると、「この部署にはこういう改善が必要なんじゃないか」「この人にこの仕事をしてもらうともっと成果が出るんじゃないか」という構想が浮かんできました。
商社業界は事業部制が敷かれ、他の事業部が何をやっているのか全く分からないという状態に陥りがちです。そんな中で私たちは会社全体で価値を発揮する「トータルアプローチ」を掲げています。お客様に野澤組のさらなる価値を提供し、且つ社員が充実感を持って働ける職場にしていくことが自分の責務だと思い、人材採用・育成、評価制度の見直しなどに取り組んでいます。
一社員では見えていなかった広い視野で野澤組の戦略を立てていくことは、難しいながらもやりがいと感じています。
社長ってどんな方?
野澤社長はものすごく性善説の人だと思います。ポジティブだし、社員を大切にしている方なので、「社員にはもっと給料をあげなければ」と給与改定をするほどなんですよ。
社長との仕事では、今後の野澤組の経営方針について話し合っています。社長が描くビジョンを実行するのが僕の役目。社長と私はちょうど12歳離れていて、私の方が歳上です。しかし、同じ大学の出身ということもあり、壁のようなものは元々ありませんでしたね。基本的に2人で話すので意思決定は早いですし、この連携方法も「こうしていきましょう」と決めたわけではなく、阿吽の呼吸的に始まりました。この立場になるまで社長と仕事をしたことは全く無かったんですが、おそらくお互いに会社に対して同じような考えを持って、価値観も似ていたんだと思います。「会社をより良くしていこう・変革していこう」という共通意識を持って一緒に仕事ができていると思います。
取材担当から見た高橋さん
野澤組は明治2年の創業以来、食品、畜産、繊維、酪農機械、家庭用品など幅広い商品の輸出入を行っている老舗専門商社です。
そんな長い歴史の中、約40年に渡り野澤組の発展に貢献されてきた高橋様。プレイヤー時代の経験を通して培われたお客様視点での仕事のあり方に加え、専務取締役として会社の全体最適化へ従事されているお姿から、まさに野澤組における「トータルアプローチ」のコアを築いていらっしゃる方だと感じました。
150年の長い歴史のある野澤組様ですが、高橋様が体現される常に変革、進化し続ける姿勢が、会社の大きな魅力ではないでしょうか。