山田建設株式会社
- 業 種
- メーカー
- 本社所在地
- 東京都
- 従業員数
- 72名
建設本部長
福田 稔
No.2タイプ |
隊長タイプ 現場の取り仕切りを行う。ムードメーカーでもある |
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特技 | ゴルフ |
好きなスポーツ | ゴルフ |
尊敬する人 | 小泉純一郎 |
休日の過ごし方 | ゴルフ |
No.2の人物像(自己評価)
No.2から見たNo.1の人物像
No.2の経歴
大分県出身で、大学は東海大学にて建築学を学ぶ。その後他社サービス業にて接客業を経験しながら山田建設株式会社へ入社。入社当初は建装部に所属し、建築物の内装や電気等の配線作業に関わる。その後施工管理職として様々な業務を経験し、現在は建設本部長を務める。
Point
- 「自社一貫体制」だからこそ出来るお客様満足
- ボーリング大会にも参加してくれる、とても気さくな社長
- 少人数精鋭型だからこその圧倒的な成長率
No.2が感じる企業の魅力
前提条件として、「魅力」というものは他人が決めるものだと思っていますが、山田建設の魅力として挙げるのであればやはり「一貫体制」だと思います。営業や設計など各社員一人一人が「一貫」して行うことは出来ませんが、会社という組織があるからこそできることだと思っています。お客様からみると、私たちは分譲事業も行っているので、すべての窓口が一つになっており他のゼネコン会社より安心して頂いているのではと感じています。マンション建設に関わるすべてのことを担っている為、「わからないことはない」でしょうね。
また、「自在空間」といってマンションの間取りもすべてお客様が決めることが出来るのも山田建設ならではだと思います。カスタムのものは、他社だとオーダーや調整が多くなってしまうので面倒が多くやらない会社の方が多いのですが、当社は営業・設計・建設部が一貫しているからこそお客様のニーズや融通を現場に反映しやすい環境があるんです。とはいえ、すべての設計を一からお客様に行ってもらうのは大変なので、営業や設計が連携し、5つほどの設計パターンを作ってお客様に選んで頂いています。社内的にも、建設部があるからこそ、時期によってどのくらいの工期を見込めばいいのかがわかるようになっているかと思います。そういった計画性が見いだせるのも一貫体制という環境があるからですね。
社長もよく言っていますが「失敗しても責任を取らせることはない。たくさん失敗して成長していけばいい」と思っているので周りのサポートも手厚いと感じます。当社では、2~3年で所長になれるので成長しやすい環境ですね。これが大手だと、建設過程の1部分の担当だけを何年も繰り返すこともあります。その分、若手のうちから色々お任せすることもありますが、経験をたくさん積むことで資格取得率も高いです。
No.2の仕事の醍醐味
会長も専務も会社の経営に関わっていらっしゃるので、純粋なNo.2とは言えないかもしれませんが、建設本部長という役職になって感じることは視座が上がり、大体自分で決めることが出来るのは醍醐味かもしれません。各現場の人員配置なども決定しています。各現場の状況を把握し、人手が足りない時は現場で私も作業したり、お客さんからの問い合わせで社員が困っていたら一緒に対応したり、見ている範囲が増えた分何でもやっています。
後は、建設現場の人員確保の為に採用にも関わるようになりました。最近でも良く話題にもなっていますが、当社でもカンボジア人の技能実習生の受け入れを行っています。事業協管理団体を通して、私も実際にベトナムやカンボジアの現地にわたり、今後も山田建設の物件に貢献してくれる人材の採用に携わっています。技能実習生の受け入れに関しては、7~8年前から業界としても受け入れ体制について言われてきている部分でしたが、なかなか社内的に受け入れが難しいのが現状でした。でも、実際に現地で学生と話すととても真面目な子でしたね。当社でも受け入れに3年かかりましたが、今でも各現場で彼らに助けられています。
社長ってどんな方?
当社の創業者は、人一倍ものを大事にする方でした。例えば、建設現場で出る木っ端など切れ端を捨てたら、怒られたことがあります。資材を大切に扱い、なるべく木っ端が出ないようにしていましたね。そう考えると、今の社長もそういう志向はあると思います。
最近は昔と比較してモノが売れなくなってきたからこそ、「お客様にいいものを提供しよう」という想いが強くなっていると思います。品質はもちろんですが、建設効率や土地を最大限活用することで、良いものをより低価格で提供する努力も怠りません。そういった想いは私と一緒だと思います。
社長との出会いは20年以上前ですね。当時社長は設計職として入社し、私は工事長でした。当時と比較しても、雰囲気や仕事に対する想いはそんなに変わらないと思います。若手社員から見ると、とても熱心に勉強しているように見えると思いますね。
社長は現在会社全体をまとめて、物件を販売して建設業界のこれからを見据えながら山田建設を作っていくポジションですが、元々設計職の出身ということもあり、建設過程や現場のことも良く知っているからこそ、進行中の物件でもいかにコストダウンができるか、といったようなことは考えています。
私が所属する工事部の魅力の1つとして、年に1回の社員旅行やボーリング、釣りなど社員同時で交流するイベントが開催されるのですが、社長もボーリング大会に参加し社員と気さくにコミュニケーションをとって下さったりと、とても社員のことを気にかけてくれます。じつは、こういった社内イベントは現社長が就任する前はなかったんです。このイベントには普段現場で協力してくれる職人さんも参加されることがあるので、その繋がりを強くしていく事も自分の仕事だ、と社長が仰っていました。社員想いの、暖かい社長です。
取材担当から見た福田さん
中堅中小企業にも関わらず、大手企業にも劣らない売り上げと多くのお客様満足を生み出している山田建設。その裏側には、営業、設計、成功管理の皆様が一貫して持つ、「より良いものをお客様に提供する」という熱い想いがありました。その品質が世の中にも認められ、関東だけでなく関西の大手企業からの請負依頼があるほど。社員のみなさんが「仕事をまるごと、自分ごと」にしているからこそ生まれる技術力、そして福田様をはじめ安定した育成基盤があるからこその圧倒的な成長が、山田建設の魅力です。