社会福祉法人 信和会
- 業 種
- サービス・インフラ
- 本社所在地
- 千葉県
- 従業員数
- 75名
事務長
杉田 大樹
No.2タイプ |
調整タイプ 社長のビジョンと現場の仕事のバランスを取るタイプ |
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特技 | 人の名前と顔を覚えること |
好きなスポーツ | サッカー |
尊敬する人 | イビチャオシム |
休日の過ごし方 | 子と遊ぶ |
No.2の人物像(自己評価)
No.2から見たNo.1の人物像
No.2の経歴
千葉県茂原市出身。大学卒業後、祖父が両親と始めた社会福祉法人をいずれ継ぐことは視野に入れていたが、どうせ継ぐなら少しでも早く現場の仕事と資格取得に努めたほうが良い、と現理事長である母から呼び戻され、介護の世界に身を置くことを決意。生まれ育った外房地域を拠点とする信和会の事務長として勤務。現在(2019年2月時点)は第一子出産にあたり、育児休暇を取得中。
Point
- 老若男女問わず気持ちよく働ける職場環境を目指す福祉法人
- スタッフからの提案に「NO」は言わない経営者!?
- 自ら率先して育児休暇取得中!
No.2が感じる自社の魅力
当社会福祉法人のある地域は海もあり、山もあり、自然豊かな土地柄で、利用者様と一緒に農作業したり、花を育てたり、動物を飼ったり、オーダーメイドで生活してもらうことができます。寺子屋として子どもたちに勉強を教えたり、園児や小中学校の生徒さんたちが施設で演奏したり踊ったりと交流があるのも特徴です。
スタッフ同士の仲もよく、お昼休み以外にティータイムをとって少しでも心身の余裕をもって働いてもらえるようにしています。(もちろん利用者さんにご迷惑をかけないように全体の調整をしています)。体力を使うハードな仕事ですし、スタッフが心身ともに健康であることは利用者さんへのサービス提供にあたり重要なことだと考えています。そういったこの施設にかかわる人すべてが、少しでも幸せになるような環境づくりを皆が思い合って行っていることが当法人の、当法人にかかわる人たちの魅力だと感じます。
No.2の仕事の醍醐味
この業界は離職者が多い業界です。その離職を少しでも減らそうと、事務長就任時に様々な工夫をしました。事務長とは名ばかりで、就任当初は自らが社内の各種手続きもアナログ(手書き)からシステム化して紙印刷を減らしたり、現場改革を進めました。と、同時に現場のメンバーと「どうしたら働きやすくなるか」を話し合い、現場改善のための環境づくりも整えていきました。地道な努力の結果、今当施設の離職者は他施設と比較しても非常に少ない状況です。
現場が改善され、利用者様にとってもスタッフにとってもよい環境が作れること、そして少しでも長くスタッフに活躍してもらえることがこの仕事の醍醐味です。
No.2が語る会社の成り立ち
祖父が茂原市のお隣、長南町で地元で45年あまり開業医をしていて、過疎化が進むこの地に介護施設がないことを患者さんから聞くようになり人生の最後に長南町に貢献しよう、と社会福祉法人を現理事長らと立ち上げたのが信和会の立ち上げの経緯です。その意思を継ぎ、地元への地域密着での貢献はもちろん、過疎化の進む千葉県内の各エリアに少しでも貢献できることをしていきたい、と考えています。自分はスポーツにとても影響されているのですが、野村克也さんの言葉で「一流が一流を育てる」という言葉を心にいつも留めています。信和会を千葉で一番の施設にしたい、と考えると同時に、自分自身が一流にならなければならないと思っています。それは自分だけが掲げる目標ではなく、お客様第一にパートスタッフにも心掛けてもらい、一流の施設にしていきたいと考えています。
No.2の将来の夢
関わる全てのスタッフが一流になることは大前提として、今、興味があるのは事業展開です。
保育園やサッカー場を作る計画を動かしています。他にも訪問介護や訪問看護、在宅へのサービスも展開していきたいと考えています。また、介護や看護は女性の多い職場環境なのでもっと子供が生まれても女性ばかりが負担を強いられるような環境を改善していきたいとも考えています。私自身が今(2019年2月現在)、育休を取得しているのですが、残念ながら当施設の近隣の市町村では男性の育児休暇取得が多くないことが今回自身が育児休暇をとることによりわかりました。もっと男女関係なく、地域と子育てをできるような、また、その環境づくりに介護や看護も関わっていけるような地域づくりを目指していきたいと考えています。まだまだ道のりは長そうですが、チャレンジしがいのある目標だと感じています。
理事長ってどんな方?
一言でいうとお人よしです(笑)。資格を沢山持っている現場のトップでもあるので、利用者様のご家族に頼られることも多く一人の方にかける時間が長いのです。非効率ではありますが、一人ひとりに対する誠意は誰よりあるな、と感じます。今、長南町で私たちのこの施設が正常に運営できているのは理事長のおかげ、といっても過言ではないでしょう。
取材担当から見た杉田さん
近隣の学校や、プロスポーツ団体との交流も持ち、地域を巻き込んで、福祉という世界を変えていこうとされています。過疎化が進み、就職でどんどん若者が都市部に移り住む中で、新たにコミュニティを形成し地域の活性化に貢献しようという様々な取り組みが「ワーク」と「ライフ」のバランスをとりたい若い世代にはマッチしたとても良い環境だと感じます。採用においては都市部からの移住も視野に入れた採用活動を推奨されていること、合わせて、地元の学生たちが地元で就職したいと思える法人にすることを目指した活動を心から応援します!