三和交通株式会社
- 業 種
- サービス・インフラ
- 本社所在地
- 東京都
- 従業員数
- 400名
事業統括部長
藤村 正人
No.2タイプ |
隊長タイプ 現場の取り仕切りを行う。ムードメーカーでもある |
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特技 | ゴルフ |
好きなスポーツ | 野球 |
尊敬する人 | 原 貢(高校時代野球部監督) |
休日の過ごし方 | 犬の散歩(柴犬)、ゴルフ |
No.2の人物像(自己評価)
No.2から見たNo.1の人物像
No.2の経歴
新潟県出身。小学校5年生のころ、家族の仕事の都合で神奈川へ。東海大相模高校で投手として甲子園に出場経験もあるほど、野球に情熱を注ぐ青春時代を送る。東海大学の教養学部卒業後、新卒で精密機械会社へ入社。その後信用金庫へ転職し、26年勤務。2005年、当時の信用金庫のお客様であった三和交通株式会社の当時の社長(現社長・太田社長のお父様)からのお誘いで、三和交通株式会社への入社を決意。入社後は13年間、統括部長として最前線でお客様の対応から社員の相談役に対応している。
Point
- 本当の家族よりも、アットホーム。そんな会社です。
- 社員の人生に関われる瞬間が、仕事の醍醐味。
- 正反対の社長と部長。だからこそ取れる絶妙なバランス。
No.2が感じる自社の魅力
私たちの会社の魅力、それは「管理者と乗務員さんの一体感」がどこよりも強いことだと思います。タクシー会社には乗務員として外に出て頑張っている方々と、社内での管理業務をしている方々がいます。管理業務の例ですと、整備課としてタクシーの点検や修理をする仕事、養成課として乗務員の育成をする仕事、会社の売り上げ管理をする仕事などが挙げられます。働くフィールドは異なりますが、私たちの会社では、外に出ている社員もなかで働く管理者にも差はなく、「外と内は同じ」という考えを持っています。だからこそ、どんなに年齢や役職が離れていても、常日頃皆さんと垣根なく同じように接しています。風通しのいい会社だと思いますよ。仕事での悩み、家族や恋愛などプライベートの悩み、なんでも相談できるような環境なんです。そんな環境をつくってきかたらこそ、社員全員が1つの家族みたいな感じですね。もしかしたら家族以上の家族かもしれません。
No.2の仕事の醍醐味
仕事の醍醐味は、「乗務員の皆さんのそれぞれの人生に関われること」ですね。この前、社員の結婚式に呼ばれて初めて行ってきたんですよ。この業界で結婚式に呼ばれるって、そうそうないことなんです。新卒採用を皮切りに、私たちの会社では20代などの若手がどんどん増えてきています。頑張っている社員に声をかけるように心掛けているのですが、毎日流れてくる約200名分の売上データを見ながら「●●さん今日は頑張ったね!これどうやってこんな売り上げたの?」「今日の体調は大丈夫?」など、ひとりひとりの調子や状況に合わせてかける言葉を変えています。そうすると、良い話も悪い話も自然としてくれるようになるんですよね。そしてやがて、結婚式に呼んでもらえるような大きな形で返ってくる。小さな積み重ねから、そんな深いつながりが生まれることが、私の仕事の醍醐味だと思っています。
社長ってどんな方?
社長との出会いは、信用金庫に勤めていた頃まで遡ります。現社長の太田社長のお父さんが、信用金庫に勤めていた頃の私のお客様だったのです。その方に「息子と一緒にやってもらえないか。」と言われたのがキッカケでした。太田社長は、一言で言うと「真っ白い絵の中に色を付けていくタイプ」ですかね。ゴールを決めて、先を見据えて進んでいくタイプです。目の前のことを少しずつ進めるタイプの私とは正反対だなと思いますが、社長と私は会社の未来、強いては業界の未来を担う「若い人材の採用」に対しての考え方は同じだと思っています。そんな社長とは、上司と部下という関係性ではありますが、仕事のことでもプライベートのことでも、時にはお互いを頼り合える良き相談相手です。
取材担当から見た藤村さん
ピッチャーとして甲子園でも活躍された藤村部長。当時の監督に教えていただいた「感謝」と「忍耐」という2つの言葉が、仕事をするうえでも、ずっと生きていると仰っていました。「辛いことがあるけれど、その中でこの上司が教えてくれるのならば、感謝しながら一生懸命頑張ろう。そんな気持ちを抱けなければ、どの仕事も続きませんし、そのバランスが保たれてこそ仕事は楽しくなる。」そう語ってくださいました。こういったお考えを持っているからこそ、社員さんとの対話を大切にでき、離職率0%、アットホームな社風が生まれているのだと感じました。