株式会社NEWONE

業 種
教育・コンサル業
本社所在地
東京都
従業員数
22名
株式会社NEWONE

取締役

葛西 健一郎

No.2タイプ

隊長タイプ

現場の取り仕切りを行う。ムードメーカーでもある

特技

マネジメント業務全般

好きなスポーツ

サッカー・サーフィン・マラソン

尊敬する人

孫子

休日の過ごし方

朝走る/お酒を飲む/よく寝る

No.2の人物像(自己評価)

No.2から見たNo.1の人物像

No.2の経歴

新卒で広告印刷会社に入社。部下を持ち、マネジメントをおこなうようになってから社員育成が楽しいと感じるようになり、教育・研修企業へ転職。この時、研修コンテンツの開発担当だった上林(現NEWONE代表)と出会う。自身が営業の部門長を担い、研修開発の責任者を上林が担う中で、「人の可能性、変化を追及していく会社を体現したい」という意思が一致し、2017年、株式会社NEWONEを設立。以後、幅広く営業から研修講師までを務めながら、No.2として上林とともに経営戦略を立てるなど、NEWONEの中心として従事している。

Point

  • 社員全員がお互いの強みも弱みも知っている
  • No.2の仕事は会社の未来を語る仕事
  • 社長は論理的で心配性な開発肌

No.2が感じる自社の魅力

チーム力や組織力だと思います。人数は多くないですが、社員それぞれの強み・弱みをほぼ全員がお互いに知っているのが、NEWONEの魅力ですね。それは研修をお客さまに提供している会社だから、ということもあるかもしれません。

マネジメント研修の中で講師として、「部下や後輩の話を聞きましょう。聞き流すのではなく、本当に向き合ってしっかり聞きましょう」というお話をすることがあるんですが、そう言っている自分を振り返ると「あ、先週ちゃんと話を聞いてなかったことが、2回くらい…あった気がする」とかって気が付くんですよ(笑)。ブーメランのようなものですよね。人に伝えているから、自分でも内省するというか。そういった経験を通して、社内では表面的でないコミュニケーションが取れているんだと思います。だからお互いの強み・弱み、その根本となる個人の考え方、キャリアや行動の内発的動機がどこにあるかがよくわかる。わかっているから、フォローし合い、仕事を任せることができるんですね。

たとえば、過去にカードゲームを用いた新しい研修開発プロジェクトをおこなった際、ファシリテーションを担当したのは、普段は管理部門にいるメンバーや新卒で入社したメンバーでした。普通ファシリテーションする人というのは経験豊富なベテランがおこなうものですが、NEWONEでは普段のコミュニケーションを通して、彼・彼女はこれが得意だということが全員わかっている。だから思い切ってこの子に任せてみよう、ということができるんですね。これは他社ではできない、NEWONEならではの魅力だと思いますね。

No.2の仕事の醍醐味

No.2の仕事は会社の未来を語る仕事なんですね。だからNo.2としての仕事の手ごたえを感じられるのは、もっと先の話だと思っています。たとえば、会社を立ち上げる時に決めた事業計画がいま順調だ、ということは、過去を振り返ってみて感じます。「あ、これ当時決めた戦略がうまく回っているんだなあ、よしよし。」と静かにやりがいを噛みしめる瞬間があるんですよ。

私はNo.2としての仕事とともに、営業活動やお客さまへの納品活動で講師として登壇することもあります。営業時にお客さまから「ぜひ御社に…」と受注が決まったときは内心飛び上がるほど喜びますし、講師として研修の場で受講者の方がその場で変化した瞬間を見ると嬉しくなります。No.2として長期的なやりがいと、お客さまへ直接価値提供する短期的なやりがい、両方を感じられているのが仕事の面白みかもしれませんね。

社長ってどんな方?

上林 周平社長
上林 周平社長

野球チームで例えるなら、上林はオーナーで、私が監督ですね。上林はオーナーとして打率が何割だからこの選手にはこっちに配置したいとか、球団の分析をして動かしていくんですよね。論理的で、構造的に何かを動かすのが好きなタイプだと思います。でも実は心配症なので、やたらと現場に降りてきて様子を見てますね(笑)。

また、上林は新しいものを作り出すことに長けていると思います。0から1を生み出すことが好きな、開発者ですね。新しい研修を上林が作り、私がそれをどんなマーケットにどのような営業手法で広げるか考える、という役割だと思います。お互いに変化成長し続けることはやめないので、今後もそうして価値を提供していきたいと思います。

取材担当から見た葛西さん

これからの働き方を支援するリーディングカンパニーとして、企業向けに社員研修や組織開発支援をおこなうNEWONE。「社員全員が互いの強みと弱みを把握している」という葛西さんのお話は、いち企業で働く社会人として私個人驚きだったが、同社に何時間かいただけでその魅力を肌で感じることができた。取材中も社内はとても明るくにぎやかで、絶えず誰かが誰かとコミュニケーションを取っている。その内容も決してプライベートな話ではなく、仕事やクライアントについて、とても楽しそうに会話がおこなわれており、前向きなオーラを社内全体から感じることができた。「人の可能性、変化を追及していく会社を体現したい」と、創業した上林社長と葛西さん。働き方改革や生産性向上が叫ばれる今日、日本人の働き方をよりよくするのは同社ではないか、と強く感じる取材だった。

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