株式会社シー・エヌ・エス

業 種
広告・出版・マスコミ
本社所在地
東京都
従業員数
51名
株式会社シー・エヌ・エス

取締役

西村 誠

No.2タイプ

盟友タイプ

社長のパートナー。共同経営者的存在

特技

どこでも寝られる

好きなスポーツ

モータースポーツ・野球

尊敬する人

土方歳三

休日の過ごし方

趣味・家族サービス

No.2の人物像(自己評価)

No.2から見たNo.1の人物像

No.2の経歴

神奈川県横浜市出身。城西大学理学部数学科卒。大学時代からファッションモデルとして活動しており、卒業後もファッション・雑誌・広告・CM・PV等々、一通りのモデル業務をこなすかたわら、アルバイトでイベント企画・運営に携わる。その頃現代表加藤と出会い、加藤の誘いで、シー・エヌ・エスの前身となる会社に就職。2003年3月にシー・エヌ・エスを設立し、その頃から実質No.2として会社の経営をする傍ら、現場のイベント演出・運営の仕事にも力を注ぐ。

Point

  • 会社を一言であらわすと「家族」!
  • No.1よりもNo.2。自分の生きる組織を作りたいという想い。
  • 社長は、ビジネスパートナーであり”相方”。

No.2が感じる自社の魅力

会社を一言であらわすと、偶然にも代表の加藤も私も、同じ「家族」という言葉なんです。例えるなら、加藤が「お父さん」で私が「お母さん」、社員は「子どもたち」。喧嘩もするけれど、やっぱりまとまるときは、まとまる。兄弟関係のように、言いたいことは言えるし話し合える。だから風通しが良いですね。企画で煮詰まったときは先輩から後輩に相談もしますし、もちろんいいアイデアは若手のものでも即採用します。年次の敷居がなく意見が言えるのは良い光景ですね。
ただ、私達はイベントや広告物といったクリエイティブをつくっています。モノづくりに対するこだわりや愛情は誰もが強いので、変な馴れ合いや妥協は一切ありません。仲も良いですが、そのメリハリのあるプロフェッショナルな姿勢は社員社員に共通しています。

No.2の仕事の醍醐味

2つあります。1つはいち社員、いちクリエイターとして、数千人もの人に自分が作ったモノを見てもらえること、そしてそのお客様の反応をダイレクトに感じられるところです。私の場合は主にイベントの企画・制作業務に携わってきたので、自分が考えたコレは成功、こっちは失敗だったという実感も含めて、自分の作品が世の中に与える影響をライブで体感できます。自分の運営でみんなが綺麗に動いてくれてイベントが回っている、お客様が喜んでいる、その様子を生で見ることができるのがこの仕事の醍醐味ですね。
2つ目は、No.2として自分のやりたいことを決定して実行しているところ。実は、私はずっとNo.1ではなくNo.2になりたかったんです。自分はかなり癖のある人間だと自認しているのですが、使いようによってはかなりいい使い道があると思っています。でも、その使い道は他人にはわからない。だから、自分でその環境をつくるしかない。自分という人間を活かせる組織をどう作るかということがやりたくて、自ずと今のポジションになったのではないでしょうか。全てを決める権限を持って仕事ができることが、個人的には醍醐味ですね。

No2の将来の夢・会社の将来性

自分でやりたいことをやって作ってきたこのフィールドなので、みんなにも、つらくも楽しいこの経験を体感させてあげたいと思っています。一緒に長年やってきたからこそ、下の子たちにもこの経験をさせてあげたい。今の代だけではなく、その下の代、そのまた下の代と、経験の輪を広げていってほしいというのが一番の願いです。
ただ、下の子たちがやりたいこと、好きなことができるように、そのための土台はしっかりつくっていきたいと思っています。16年間かなり真面目に経営をしてきたと思っていますが、その素地があるからこその自由、のびのびとできる環境がある。これから入ってくる人が「いろいろな可能性があるいい会社だな」と希望を感じてもらえる会社であり、フィールドでありたいと思っています。

社長ってどんな方?

加藤 渉社長
加藤 渉社長

ビジネスパートナーですが、”相方”という表現の方が近いと思います。特殊かもしれないですが、2人でワンセット、どちらかだけだと成り立たない。彼を最大限に活かすには私みたいな人間が必要だと思っています。彼一人では無理なところは私がフォローしていますし、私の足りない部分を彼が補ってくれているので持ちつ持たれつです。尊敬する人物であるとともに、相方だと思っています。

取材担当から見た西村さん

No.1ではなくNo.2になりたかったということに関して、西村さんはこのようにも話してくださいました。「本質的には、自分の”生きる組織”をつくりたかった。私の下の名前は誠というのですが、物心ついてから自然に新撰組に興味を持ちました。中でも、シンパシーを感じていたのは土方歳三。ずっとそれが潜在意識の中にあって今の立ち場にいるのではと、ある程度の年齢になってから気づいたんです」。
こう語る西村さんは、今のポジションが必然であり、自然体で会社のNo.2を担っているのだろうと感じられました。だからこそ、社員から「お母さん」と言われるような関係性で会社=「家族」をつくられているのだと思います。No.2であることに対する思い入れと、「家族」に対する愛情がそこかしこに感じられたインタビューでした。

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