株式会社キャリアマート
- 業 種
- 広告/人材
- 本社所在地
- 東京都
- 従業員数
- 70名
取締役社長
安田 泰司
No.2タイプ |
調整タイプ No.1のビジョンと現場の仕事のバランスを取るタイプ |
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特技 | 長く飲むこと |
好きなスポーツ | アメフト |
尊敬する人 | 平野岳史 |
休日の過ごし方 | 妻と過ごす |
No.2の人物像(自己評価)
No.2から見たNo.1の人物像
No.2の経歴
大学卒業後、大手人材採用支援会社の入社試験を受験。その際の最終面接官が現株式会社キャリアマートの武並会長であり、ここで知り合う。大手人材採用支援会社入社後は、大阪支店で営業として9年間活躍し、その後不動産企業、新卒紹介企業を経て、大手人材採用支援会社から独立した武並会長の誘いで2009年、株式会社キャリアマートへ入社。入社当時はリーマンショック後の大阪支店の再立ち上げを担当し、売り上げを大幅に伸ばし、翌年東京のマネージャーを経て、2014年10月に取締役社長に就任。
Point
- 成長のためじゃない、人はハッピーセットのために働く。
- 全責任は自分にある。言い訳はしない。
- ビジネスセンスあふれる、わがままな子供がそのまま大人になったような人。
No.2が感じる自社の魅力
ハッピーセットのために働く、という考え方を持った会社であることですね。
「ハッピーセット」というのは会長が考えた言葉なんですが、「人はどういう状態が幸せか」ということを考えたときに、それは「好きな人と好きなことを好きな時にできること」だということで、私もその考えに共感しました。「好きな人と好きなことを」ということは誰でも自由にできるけれど、時って自分ではなかなかコントロールできず、ストレスがたまる。でも、実は時ってお金で買えるし、そのお金を稼ぐ手段が仕事なんですね。仕事で悩む人の話も聞きますが、仕事はあくまで手段なんですよ。私はよく、人は自分のハッピーセットのために働いているんだから、「仕事ごときに悩まされんな」と社員にも学生さんにも伝えていますね。うちでは、仕事、つまり自分の役割を全うした人にはその対価をしっかり払います。
成長や仕事のためではなく、自分のために働く、という考え方が、弊社の魅力ではないでしょうか。
No.2の仕事の醍醐味
社長と言う立場なので、全責任が自分にあるということですね。
全責任を私が負っているので、言い訳がきかないんですよ。売り上げなどの数字も、組織も全部私の責任。それが私の役割であり、やりがいですね。
また、組織作りも私のやりがいかもしれません。私は役割を全うする、ということを大切にしているのですが、これは組織を作る上でも同じ。チームの中でそれぞれが役割を全うすれば、組織が活性化されていいチームができる。私はアメフトが好きなのですが、リーグでいつも勝ち続ける強いチームがあるんです。そのチームが掲げているのが、「DO YOUR JOB」。自分の役割を全うしなさいってことなんです。自分の役割、仕事に集中すればそれを全うするために成長しなければいけなくなる。成長するためにチャレンジもできるようになる。そうするとチームが強くなる。その考えが私は好きで、会社でも負けないチームを作ろうとしています。それがどういう組織構成なのか考えるのも、仕事の醍醐味の一つかもしれません。
会長ってどんな方?
わがままな子供がそのまま大人になったような人ですね(笑)。新しいビジネスに対するセンスはすごく光る方なのですが、一方でせっかちで飽き性なところもあります。性格で言うと、私と真逆かもしれません。
また、会長は私のメンター的要素があるかもしれません。頻繁に会話する、ということはないのですが、たまに会話をすると私の自己理解が促進されるんです。武並会長に言われたことで感情を動かされることがあると、なぜそこで引っかかったのか、と深く考え、自分自身の理解が進むんですね。そういう意味では彼は私のメンターですね。
取材担当から見た安田さん
人材コンサルティングやアウトソーシングをおこなうキャリアマート。同社は、「プロが本業に集中できる世の中をつくりたい」とサイトにメッセージを掲げている。安田社長のお話はまさに、それぞれが自分の本業、つまり役割を全うする、ということに基づいたお話であった。役割を全うする、ということは簡単ではないが、ハッピーセットという自分の幸せを目的に働けば、仕事は手段になり、成長は必須になる。そうすれば仕事に悩まされることはなくなる、というお話は、若手・ベテラン関係なく、いまの時代に必要な考え方なのではないだろうか。