株式会社情報戦略テクノロジー

業 種
サービス・インフラ
本社所在地
東京都
従業員数
163名
株式会社情報戦略テクノロジー

取締役/技術管掌役員

近藤 将人

No.2タイプ

技術タイプ

財務やテクノロジーなど専門分野のトップとして会社を支えるタイプ

特技

考察、熟考

好きなスポーツ

ダンス

休日の過ごし方

ツーリング、散歩、ゲーム

No.2の人物像(自己評価)

No.2から見たNo.1の人物像

No.2の経歴

大分県出身。新卒でソフトウェア開発会社へ入社。6年目の時に、現情報戦略テクノロジー社長の高井が上司として就任、出会いのきっかけとなる。その後、名古屋のソフトウェア開発企業の東京支社立ち上げに高井が呼ばれ、自身もついていく形で転職。2009年、「エンジニアの理想のキャリア・働き方」を思い描いた理想の企業を作るべく、高井が株式会社情報戦略テクノロジーを創立し、創業メンバーとして参加。創業以来、CIOを主軸として、採用戦略企画、エンジニア教育など幅広く会社を支え続けている。

Point

  • 業界へのアンチテーゼ。いまのSI業界は本質的じゃない。
  • エンジニアは、僕を目指せ。
  • 起業家の高井社長と事業家の自分。

No.2が感じる自社の魅力

情報戦略テクノロジーの仕事は、クライアントの要望通りのモノを作る仕事ではありません。お客様、特にユーザーと直接話し合いながら、どんなシステムが必要なのか、エンジニア自身が課題解決に向けた提案をおこないます。エンジニアが上流工程から開発まですべて一括担当することで、ユーザーの本当の「want」に寄り添ったシステムを開発することができるんです。

いまのSI業界のやり方は本質的じゃない。そう思っています。クライアントが作りたいモノを一次請けが要件定義して、二次請け、三次請けの「下流」と呼ばれる企業が上から言われたモノを作る。このビジネスモデルでは、二次請け、三次請けは専門的に一部分だけを請け負うことが多い。そうなると、自分たちの作っているモノは誰向けでいつ出るのかわからない、次に誰がどんな作業をするかわからないまま、言われた作業を黙々とやるんです。それでは思考が膠着してしまいます。日本をIT後進国たらしめたのは、このSI業界の構造が原因だと考えています。

本質的に考えれば、エンジニアがクライアントから直接課題を吸い上げ、システムの力でどう解決できるのかを提案できれば、ユーザーにとって必要なものを直接開発することができるはずなんです。でも出来上がってしまったSI業界の構造が変わらないために、時間やコストを本来の何倍もかけているのに、課題を根本からは解決できないシステムが出来上がる、さらに下請けのエンジニアは成長しない、という悪循環が生まれてしまっているのです。僕らは、言われたモノを作るだけでなく、ヒアリングから提案、実現するための体制づくりまでできるようなエンジニアを育てることで、業界に改革を起こそうとしている。そんなところが魅力だと思いますね。

No.2の仕事の醍醐味

僕の仕事は、CIOがメインですが、社員教育、採用戦略づくり、社内広報、社外広報なども担っていて、何でも屋さんですね。中でも、昔から自分の所属する会社を「自分たちだけでなく世の中の人から見たときに『いい会社』にしたい」、という想いを持って働いてきたので、エンジニアの採用・教育には力を入れています。

弊社では、エンジニアは僕を目指せ、って言うことが多いんですが、僕はWebもアプリも、データベースもすべてできます。システムの構成から実際に触って動くというところまで、全部ひとりでできる。だからヒアリングから体制づくり、そしてディベロップ(開発)もオペレーションも考えて、ユーザーの本当のニーズにリーチできる。それができるエンジニアは、とても市場価値が高いんですよ。エンジニアはそうなるべきなんです。うちに来れば、全部できるエンジニアになれる。そのためにはいまある業界の常識にとらわれず、シンプルマインドを持つことが大切です。過去こうだった、ほかではこうしている、という考えは不要です。本質的にいまのソリューションには何が必要なのか考えてどんどん吸収していくような人材がいいですね。エンジニアの働き方、キャリアを形成することで、社員が自慢できるような会社を作ることに面白みを感じています。

社長ってどんな方?

高井 淳社長
高井 淳社長

高井は、人間的ですね。ヒューマン。子どものような正義感も持っていて、とてもピュアなんですよ。人が大好きで、まっすぐです。代表を務めるだけあって、1つのゴールに向けて走り続けられる。僕の人生訓である「物事を曲がらずにやり続ければ結果はついてくる。やりきれば実現する。」ということを体現している方なので、高井が言うならついていこう、と思います。高井の事業計画や企画を実現するうえで漏れそう、こぼれそう、と言う部分を補完していくのが僕の役割ですね。

取材担当から見た近藤さん

ビジネスの型が決まっているSI業界において、唯一のビジネスモデルを持つ株式会社情報戦略テクノロジー。日本のエンジニアの市場価値を上げたい、エンジニアの働き方やキャリアに改革を起こしたいという熱い想いを持った高井社長と、本質を追求し続けることで高井社長の夢を実現する近藤取締役。ふたりが今後のSI業界、エンジニアを間違えなく変えていくだろうと思えるほど、強い思いを感じた。そんな熱量高い話を、朗らかな笑顔や冗談を交えながら語る近藤取締役のお姿は、とても楽しそうに見え、私までわくわくする時間だった。

pagetop