6種類のタイプ別に見るNo.2の魅力とは

株式会社カケハシ スカイソリューションズ編集部

企業の成長の要であるNo.2。No.1である会長や社長を現場や裏から支えていますが、一言に「No.2」と言っても、そのタイプは企業によって、また人によって様々です。No.2ラボでは、営業系や技術系などNo.2は6種類のタイプに分かれると考えています。どのようなタイプがいるのか、見ていきましょう。

参謀・軍師タイプ

参謀とはもともと、軍隊の中で、上位指揮官の下、作戦・用兵などの計画・指導を受け持つ将校のことを意味しています。ここから転じて現在では、誰かを支え、策略を立てる人のことを言うようになりました。

参謀・軍師タイプは、No.1が持つビジョンやおこなう事業に向かって、人員やコストなどの計画を立てたり、協力会社や競合会社とのコミュニケーションをとったりと、戦略面でNo.1を支えます。このタイプはビジョナリーなNo.1やカリスマ的No.1のもとに就くことが多く、企業の土台を固める仕事を多くおこなっています。

隊長タイプ

隊長タイプはその名の通り、現場の隊長的タイプです。たとえば営業系のNo.2であれば、営業の現場を取り仕切り、受注額の管理や各営業マンの目標設定をおこなったり、実際に営業の現場に同行したりと、自ら現場に出て社員やお客さまとコミュニケーションを取ります。このタイプは現場のムードメーカーとなる場合が多く、企業の売り上げに直結している仕事を多くおこなっています。

盟友タイプ

盟友とは、何かを固く誓い合った友人、仲間のことであり、同志です。盟友タイプは、社長のパートナー、相方として社長を支え、No.1とともに経営戦略を練ったり、事業計画を立てたりします。創業メンバーであることも多く、志を共にして突き進む、共同経営者的な存在と言えるでしょう。

調整タイプ

参謀・軍師タイプと隊長タイプを半分ずつ担ったのが調整タイプです。このタイプはNo.1のビジョンや事業計画を裏方として実行に導きながら、自ら現場に出て計画を実行します。現場社員からNo.2のポジションに就いた方も多く、現場をよく理解しながら経営観をもって企業を支えています。

技術タイプ

専門的なスキルで企業を支えるタイプです。財務管理をおこなうタイプやテクノロジースキルを活かしてNo.1を支えるなど、その分野を極めた方が多くいます。このタイプは表立ってNo.2として発言することは少ないものの、その存在はかなり重要で、本当の裏方と言えるでしょう。

YESマンタイプ

No.1の指示に忠実に従うのがこのタイプ。言いなり、というわけではなく、社長が持つイメージを確実に具現化し、忠実にNo.1がおこないたいことを実行する役割を担います。親子や親族であったり、長くに渡ってNo.1のもとで働いてきた部下であったりと、No.1のことをよく理解している方が多くいます。

まとめ

No.2と一言に言っても、そのミッションや役割は様々。いろいろなタイプのNo.2と知ることでたくさんの知識を吸収できることでしょう。

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